WBS2.0 Vol.17 feat.湯川鶴章

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WBS2.0 Vol.17 feat.湯川鶴章より。
頭に残ったのは、ネットサービスとマネタイズ方法の歴史。
ポータルサイト+バナー広告
検索エンジン+リスティング広告
ソーシャルメディア(CGM)+?
湯川さんは?を広告マーケットプレイスと予想されていた。
リスティング広告やアフィリエイト広告の進化系として、
広告マーケットプレイスが来ることは間違いないと思うけど、
それがソーシャルメディアの福音になるわけではないように思う。
個人的には、ソーシャルメディアのマネタイズ手法としては、
有益な情報を発信する個人に対する利益還元が、
面白いと思っているんですが、どうなんでしょう?

新たな市場に挑戦する企業だけが大きな成功を掴む

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「日経ビジネス」より。
携帯アフィリエイトネットワークの大手、
アドウェイズの中国法人の売上高が急増しているそうだ。
サービスを開始してから2年で4万サイトをネットワーク化し、
広告主も300社獲得したらしい。
アフィリエイトの市場はPC、携帯共に国内は寡占化している。
中国に新天地を求めたアドウェイズの判断は正しかったのだろう。
今やモバゲータウンの成功でイケイケのDeNAも、
かつてはPCオークション市場でYahoo!、楽天に続く3番手に甘んじていた。
その状態を打破したのは、インデックスと組んだモバオクの立ち上げ。
携帯オークションという新市場へのチャレンジが成功し、
その後携帯アフィリエイトネットワーク、ポケットアフィリエイトを成功させ、
今のモバゲーの成功へとつながっている。
寡占化した市場に甘んじず、自社の強みを見極め、
新たな市場にチャレンジしていける企業だけが、
大きな成功を掴むことができると改めて感じた。

どんどんチャレンジしよう!

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もっと失敗しようより。
ホントおっしゃる通りですね。
世の中に新しい価値を提供したいとネット業界に入った人は、
もっと新しいサービスの立ち上げにチャレンジした方がいいと思う。
失敗を恐れていては何も出来ないし、
失敗してもその経験は成功の糧になるはずだ。
あと、エンジニア1人でチャレンジする場合が多いけど、
エンジニアとプロデューサーでチームを組んだチャレンジが、
もっとあってもいいと思う。
どんなサービスを立ち上げるのかにもよるけれど、
特にCGM系のサービスなんかはプロデュースのノウハウが必要だし、
エンジニアもプロデューサーもできる器用な人はなかなかいないと思うので。
ということで、僕と組んでくれるエンジニアの方を絶賛募集中なので、
いつでもお声がけください!
※起業を前提に組みたいですが、軌道に乗るまで会社辞める必要ないんで、
 お気軽にご連絡ください。

SNSの今後を予想してみる

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mixi内で最近色々と問題が起きている。
招待制によりある程度の安全が担保されているものの、
悪意を持てば、幾らでも悪用できてしまうということだろう。
ところで、SNSは今後どうなっていくのだろうか?
個人的には、1976年生まれ以降の携帯メールを使う世代とシニアでは盛り上がり、
1976年生まれ以前の携帯メールをあまり使わない世代では盛り下がる、
という二極化が起きると予想する。
携帯メールを使う世代が携帯で手軽に日記を更新し、
シニアがあり余る時間を活用してPCで日記を更新するのに対し、
携帯メールをあまり使わない世代は、
平日はPCで日記を更新する時間を取れないため、
日記をあまり更新しなくなると思うからだ。
SNSは、友達の日記を読むRSSリーダーであり、コミュニティ管理ツールだ。
友達の日記があまり更新されないと、SNSを閲覧する動機が薄くなり、
どんどんSNS離れが進んでいくのではないだろうか。
ところで、携帯メールを使う世代やシニアではどのように盛り上がるのだろうか。
まず、携帯メールを使う世代は、
日常で起こった出来事を何でもかんでもSNSの日記に書くようになり、
1日の更新回数はしょこたん並みになるだろう。
盛り上がるSNSをマネタイズするために、SNS運営企業は、
日記上の商品名から、はてなの用に商品紹介ページに自動的にリンクを貼り、
リアルの購買からネットの購買へ波及させていくような動きを取るだろう。
また、SNSの盛り上がりによる強力なクチコミ伝播力を活用して、
My Spaceの様に公認コミュニティ参加者限定のシークレットイベント
を行う動きも加速してくるに違いない。
次に、シニアだが、
あり余る時間と誠意を持って、非常に丁寧に日記を書き、コメントに返信し、
非常に丁寧な商品レビューを掲載していくに違いない。
この商品レビューを活用した、商品レビューサイトが誕生することも考えられる。
まあ、こんなことが今年、来年あたりに起こってくるように思う。

2007年は何が来るか?

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土曜日にRTCカンファレンス年末拡大版に参加してきました。
DeNA守安取締役、元ライブドア副社長伊地知氏、元ライブドア監査人田中氏、
あすかアセットマネジメント岩瀬氏の話も面白かったのですが、
最も興味深かったのは最後に会場の参加者が予想した2007年に来るもの。
ずばり、携帯を核としたネットとリアルの融合を上げたチームが多かったです。
参加者の多くはネット、モバイル業界関係者のようだったので、
ネットとリアルの融合を象徴したサービスが登場するかはさておき、
来年はネットとリアルの融合を目指すモバイルサービスがどんどん登場し、
モバイル業界に世の中の注目が集まりそうだなと感じました。
この流れ、利用しない手はないですね。

フィードビジネスカンファレンスVol.5 ~Web2.0時代のビジネス現在形~

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フィードビジネスカンファレンスVol.5 ~Web2.0時代のビジネス現在形~
にお邪魔してきました。
GMOアドネットワークスの村井さん(マークの知り合いだったんだね)と、
粋な勉強会で知り合った、日経の種村さんの基調講演も聴きたかったのですが、
時間の関係で、RSS広告社の弦さんがモデレータを務める、
「各社が考えるCGMのビジネスチャンス」とはから参加。
以下気になったことのメモ。
◎フォートラベル津田社長
・ユーザーの滞留を増やすために、旅行のすべての行程のコンテンツを用意。
◎Web2.0佐藤取締役
・株主のぴあがスポンサーとなり、話題の映画ブログを探すコンテストをしている。
◎RSS広告社田中社長
・広告に合わせたサービス設計を行う時代が来ている。
プレゼン中に、「Saaf」がサクサク動いているのを見て、
「はてなブックマーク」から乗り換えたくなっちゃいました。
ちょっと最近動作が重たすぎるので…。
その後、Web2.0佐藤取締役から「PingKing」に誘って頂きました。
なかなかかわいいので、ちょっと使ってみようと思ってます。

株式会社メタキャスト代表取締役兼CEO・井上大輔氏

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WBS2.0に参加して、小川浩氏のMashupについての私見と、
株式会社メタキャストの戦略を聞いてきました。
◎Mashup2.0
・リアルとネットの融合が本当のMashup
 NIKEとiPODのMashupのように、今後はリアルとネットの融合が進んでいく。
 Mashupされる側として今後有力なのはTOYOTA。
 自動車内のコンピュータが蓄積するデータは、Mashupすると面白いはず。
 リアル、ネットに限らず、特定分野でNO.1を獲得して、
 Mashupされやすくなっておくことが、今後は大事だろう。
◎メタキャストの戦略
・HDDの急速な進化をキーファクターとして着目
 HDDは1985年から2005年までで36万倍に進化。
 今も3年間で10倍のペースで録画容量が増大している。
・3交代制でメタデータを登録
 3交代制でひたすらTVに関するメタデータを登録していっている。
しかし、小川さんはプレゼン上手すぎ。
非常に参考になります。

mixiの今後の戦略

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CNET記事、なぜmixiはこれほど成功したのか–笠原社長が明かす開発秘話より。

–mixiにはニュースをはじめとしたメディアサービス的な部分と、メールやアプリケーションに近いコミュニケーションツールとしての部分があると思います。mixiはどちらにより注力していく考えですか。
 mixiは、単なるコミュニケーションツールというより、メディアに近い役割もあると思います。糸電話のようなものをイメージしているのではありません。ユーザーがコンテンツを作り、双方向性を持って情報交換できることを含めてコミュニケーションだと思っています。
 未定ですが、今後の取り組みとして、メッセージ機能を拡張したり、メッセンジャーのようなサービスを展開することも、もしかしたらあるかもしれないです。いずれにしろ、現実の人間関係に近い形のネット上のコミュニケーションが広がっていくと思いますので、そこで一番使われるサービスになりたいですね。
 今後、動画を使ったコミュニケーションが一般的になり、さまざまなデバイスがネットにつながるようになるでしょう。mixiでもAPIを公開することによって、面白いサービスが生まれることもあるかもしれません。それらは前向きに考えていきます。将来的な目標として英語圏や中国、韓国などの海外でもmixi、もしくはそれ以外の何か新しい良いサービスを提供し、インパクトを与えていければと思っています。

イノベーション勉強会・株式会社ミクシィの事業展開

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金曜日は午前中にメトセクの記事を書いた後、
午後からブロマの仕事で外出。
夕方からFPNの徳力さんが主催するイノベーション勉強会に参加してきました。
今回のテーマは株式会社ミクシィの事業展開について。
構想中の趣味PJTとバッティングする可能性があるため興味津々。
最終的に下記のような事業展開の案が出ました。
1.マスコミと金融
 mixi初の書籍やTV番組などを本格的に展開して会員数を増やし、
 ペイパル的なビジネスで儲けていく。
2.究極のリクルート
 個人の属性を把握している点を活かし、リクルートが展開するような
 B2Cのマッチングビジネスを極めていく。
3.MVNO
 mixiを簡単かつ有効に利用できるmixiケータイを売り出し、
 付加的なビジネスで儲けていく。
4.mixi国化
 APIを公開して外部企業が何でもできるような環境を整え、
 仮想の国と呼べるレベルにまでひたすら拡大していく。
5.楽園化
 会員数が一定数以上を超えないようにコントロールし、
 質の高いSNSを維持していく。
色々と議論させて頂いて、改めて自分の考えを整理できました。
まず、心地よいコミュニティを維持するために、
あらゆる年齢層をカバーするのではなく、
20~30代をとりきる動きをするのだろうということ。
彼ら自身が展開するビジネスは彼らの組織を考えると、
営業力勝負のものではないだろうということ。
そう考えると、40代以上では別のコミュニティサービスが
成立しそうですね。