人生心得帖

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人生心得帖 (PHP文庫)
人生心得帖 (PHP文庫)

posted with amazlet at 08.08.16
松下 幸之助 PHP研究所 売り上げランキング: 11954

最初に就職した会社の社長が松下政経塾出身だった関係で、
昔から松下幸之助さん関連の書籍をちょくちょく読んでいます。

何ごとも、自分の意思だけで動いているのだと思っていると、
何か事があった場合に、どうしても動揺しがちです。
しかし、自分はもっと大きな力によって動かされているのだと考えれば、
そこにあきらめ、というと語弊がありますが、
ある種の安心感が生まれてきて、ジタバタ動揺せず、
これに素直に従っていこうとうことにもなってくるでしょう。

自分が立ち上げようとしている事業は、
自分がやりたくて取り組んでいる事業ではあるけれど、
今の時代に生まれあわせたことにより、
時代に要請された側面もあるのだと考えると、
確かに開き直れ、事業に力強さが生まれてくるように思います。

ウェブ時代 5つの定理

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ウェブ時代 5つの定理 この言葉が未来を切り開く!
梅田望夫 文藝春秋 売り上げランキング: 2690

遅ればせながら、少し前に読みました。
共感したのは、下記のステーィブ・ジョブスの言葉。

より革命的な変化に、私は魅了され続けてきた。
自分でもなぜだかわからない。
なぜなら、それを選べば、もっと困難になってしまうからだ。
より多くのストレスを心にかかえこむことになる。
みんなに、おまえは完全に失敗した、
と言われる時期もおそらくあるだろう。

起業に挑戦する以上、誰かを猿真似した事業ではなく、
他の人が思いつかない新しいコンセプトの事業を起こし、
世の中に革命的名変化をもたらしたい。
そう思うのがベンチャー起業家としては当然だし、
そう思わない人は単なる中小企業の経営者でしかないと思う。
30min.は、@cosmeを猿真似した地域クチコミサイトではない。
地域に関するクチコミ情報やお店の販促情報、自治体情報など、
あらゆる地域の情報を取得できる、地域情報流通のプラットフォームを目指している。

僕のiPhoneがドラえもんに見えてきた

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iPhoneに色んな便利ツールをダウンロードしているうちに、
何だかドラえもんのように見えてきました。
App Storeという四次元ポケットから、
世界中の企業や個人が作ったツールが出てくるイメージです。
まあ、iPhoneをライトセーバーにしたり、
効くか効かないかわからない蚊取りツールにしたりする、
役に立たないツールも多いのですが…。

Googleストリートビューは家探しに便利

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Googleマップの日本版にもストリートビューが追加されました。
大阪の実家や、昔住んでいたアパートやマンションも写っていて、
想像以上に楽しめました。

大きな地図で見る
それはさておき、WEBマーケティングブログの中で
ストリートビューを利用している海外のWebサービスが紹介されていますが、
地域情報関連のサイト、特に不動産サイトに使えそうですね。
僕らも有効活用していきたいと思います。

iPhoneアプリケーション長者が生まれるのも時間の問題

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iPhoneを、単なるiPod付きの画面が大きい携帯電話
と思っている人が少なくないと思います。
もちろん、それも間違いではないですが、
iPhoneの本質はサードパーティー製のアプリケーションを
追加ダウンロードできる仕組みにこそあります。
全世界の企業や個人が開発したアプリケーションを、
iPhoneもしくはiTunes上のApp Storeを通じて、
購入して利用することができるのです。
いわば全世界のiPhoneを対象としたiモードのようなものなのですが、
個人が開発したアプリケーションも利用できるところがポイントです。
個人のエンジニアでも、アプリケーションを開発しさえすれば、
iPhoneのインフラを使って全世界に配布し、
課金することができるのです。

上の写真は有料アプリケーションの日本でのランキングです。
11位にランクインしているRotary Dialerというアプリケーションは、
個人のJoshua Minorさんが提供しているものです。
他にも、個人の方が提供するアプリケーションを沢山見かけます。
iPhoneアプリケーション長者が生まれるのも時間の問題でしょう。
このようなエコシステムを成り立たせることが、
事業を構築する上でのポイントであると改めて気づかされます。

プロジェクトX リーダーたちの言葉

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プロジェクトX リーダーたちの言葉 (文春文庫)
今井 彰 文藝春秋 売り上げランキング: 50471

今日のニッパウの「久々に本を読んで泣きました。」という言葉にやられ、
思わず注文して読みました。
印象に残ったのは、本田宗一郎さんの社長退任挨拶での一言。

CVCC開発に際して、私はビッグ3と並ぶ絶好のチャンスだと言った。
その時、若い人たちから、自分たちは会社のためにやっているのではない、
社会のためにやっているのだ、と反発された。
いつのまにか、私の発想は、企業本位に立ったものになってしまっている。
若いということは、何と素晴らしいことか。皆がどんどん育ってきている。

世の中のためになる製品やサービスを作るという理念が、
共感を呼んで協力してくれる仲間を集め、
不可能と思えることを実現していくのだと改めて感じました。
僕らも一過性のブームで終わるサービスではなく、
世の中のインフラになるようなサービスを構築していき、
みんなの生活を少しでも幸せにできたらと思います。

価格.COM 賢者の買い物

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価格.COM 賢者の買い物
価格.COM 賢者の買い物

posted with amazlet at 08.08.04
久保田 正志 日刊スポーツ出版社 売り上げランキング: 70852

九段ではたらく社長のここだけの話で見かけて、
そう言えば、価格コムの創業期の話を詳しく知らなかったなと思い、
この週末に読みました。
・こつこつとデータを整備していた創業期の姿勢
・価格コムというわかりやすいネーミングへのこだわり
・事業を軌道に乗せるための粘り強い営業
・他ジャンルへと横展開していく機動力の高さ
・トラブルを切り抜ける対処方法
などなど参考になることが多かった。
地に足のついた起業本として、起業を志す多くの人におススメしたい。
しかし、創業者の槇野さんが同い年だったとは!

iPhoneによってネットサービスのガラパゴス化も加速する

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iPhoneを使い倒してます。
絵文字とデコメが使えず、携帯サイトが見られないので、
人とのつながりが欲しい、日本の10代、20代にはあまり普及しないと思いますが、
世界的には、iPhoneやSymbian、Androidが主流になり、
日本の携帯は置いていかれるんだろうなと肌で感じます。
ただ、置いていかれるのは端末メーカーだけでなく、
ネットサービスも同様でしょう。

上の写真は、Flickr対応の「Klick」というアプリです。
撮影した写真や、アルバム内の写真をFlickrにアップできる他、
自分や友達、今いる場所の近くの写真などを見ることができます。
ポイントは、このアプリがFlickrの公式アプリではなく、
FlickrのAPIを利用したサードパーティー製のアプリだということです。
APIを公開することで、自分たちのリソースを裂くことなく、
勝手にサービスが強化されていくのです。
市場が大きいからこそ、名前を売るためにアプリを開発する人たちも現れる。
まさに、世界市場がターゲットのサービスだからこそ成せる業です
自前のサービスだけで勝負する日本サービスと、
サードパーティー製アプリも含めたサービス群で勝負する海外サービス、
その差がますます広がっていくことは間違いありません。
今後は、日本市場に留まらず、早期に海外展開を進め、
サービス群として勝負する戦略が必要になっていくでしょう。

フォートラベル津田さんの新スタートアップ、ヨセミテさんにお邪魔してきました

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何かとアドバイスを頂いているフォートラベル津田さんの新スタートアップ、
ヨセミテさんが代々木に移転&新メンバーが加われたということで、
先週オフィスにお邪魔してきました。
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右から、津田さん、塚田さん(元mixi取締役)、新メンバー。
何を隠そうこの新メンバー、istyle時代の同僚の高橋太志くん。
今回、採用時のリファレンスにご協力させて頂きました。
ちなみに、もう一人の新メンバー、akiyanさんは不在でした。
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新オフィスは代々木公園のすぐそば。
オフィスの窓からは緑が見えて、気持ちいい!
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知り合いの家具職人さんに作ってもらわれた作業デスク。
オフィスの家具には、塚田さんのこだわりが随所にあふれてます。
うらやましー!
うちも早くオフィスを構えたいな、と思ったオフィス訪問でした。
太志くん、新しい環境でも頑張ってねー。
応援してます!

「日時」と「場所」軸に情報検索できる、イベント発見サイト「ことさが」

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イベント“発見”サイト「ことさが」 「日時」と「場所」軸に情報検索という記事より。

 ネットベンチャーのブライトリンク(東京都港区)は7月30日、イベント情報検索サイト「ことさが」を開設した。独自開発のクローラーで、イベント情報を更新している約700サイトから自動収集し、ユーザーがさまざまなイベントを“発見”できる。各種の公開APIを活用し、会場周辺の天気や地図など関連情報もまとめて表示するなど、「日時」と「場所」という要素を軸に、さまざまな情報を整理して検索・閲覧できるようにするのがコンセプトだ。

やりたかったことを少し先取りされてしまいましたね。
ただ、地域のイベントに特化しているわけではなく、
新商品の発売情報やキャンペーン情報も掲載しているので、
想定ユーザーが異なりそうです。
30min.は、地域のクチコミサイトではなく、
地域の新着情報を収集できるプラットフォームを目指しており、
ブログに限らず、イベント情報やチラシ情報などを掲載していく予定です。
<紹介サービス>
イベント発見サイト「ことさが」