「プロフェッショナル仕事の流儀」第18回
現場に出ろ、答えはそこにある
ゲーム開発部長・植村比呂志
「ムシキング」「ラブ&ベリー」の産みの親、植村比呂志さん。
スタッフとの距離感を無くし、また状況を把握するために、
オフィスをぶらぶらと歩き、スタッフと雑談や仕事の話をする。
仮眠もデスクで取る。
こうすることで、問題が起こった際にスタッフが抱え込まず、
すぐに相談してくれる関係を築いている。
また、部下を育てるために、あえて難しい仕事を与えて、
成功体験を積ませている。
そして、非常に面白いのが、カーデザイナーの奥山さんと違い、
部下を追い込み過ぎないことだ。
プレッシャーをかけ過ぎることで、ゲームをプレイする子供の
繊細な気持ちをくみ取れなくなることを懸念しているのだ。
この方は素晴らしいマネージャーだと思う。
参考になることが多い。