リブセンスが提供するBtoBの一括見積もりサービス「アイミツ」のサービス設計についてご紹介します。
通常、SEOで集客を行うサービスは、掲載企業数が集まってサイトのコンテンツ量が増えるまで、なかなかSEOが効きにくいという問題があります。
そこで、成果報酬型のビジネスモデルにして掲載企業を獲得するハードルを下げたり、いわゆるSEO企業の場合には、自社で数千個のサイトを立ち上げてリンクを貼るなどの施策を行い、早い段階での検索上位を獲得していきます。
アイミツでは、これに代わる手段として、企業が提供しているサービスの情報を調査して、勝手にまとめて掲載しています。
しかし、勝手にまとめて掲載するやり方では、一括見積もりサービスを提供できないのでは?という疑問があると思います。
ここからは想像ですが、恐らく、勝手に掲載した企業に対して見積もりが発生した場合に、運営スタッフがその企業の問い合わせフォームなどに、「アイミツに見積もり依頼が入っています。返信される場合にはアイミツにご登録ください。」などとアナウンスしているように思われます。
このような運用を行うことで、ユーザーから実際に見積もりがあった会社に対して、お客さんから見積もり依頼が入っていますよという餌を武器に、効率的に営業を行うことができるのです。
これは、一括見積もりサービスだから見積もりに返信を送ってこない企業がいても不思議ではないという点をついた、非常に頭の良いやり方だと思います。