昨年大ヒットした「ウェブ進化論」の作者の梅田望夫さんと、
若手の芥川賞作家の平野啓一郎さんの対談書籍。
インターネットの登場により、人の生き方や社会がどう変わりつつあるかを、
平野さんが梅田さんから聞きだしていき、
梅田さんが実体験を交えながら語られています。
平野さんの視点が非常に一般人的な視点なので、
ネット業界以外の人がインターネットが社会に与えるインパクトを理解する上で、
役に立つ一冊だと思います。
個人的に気になったのはこのフレーズです。
そう考えると例えば英語圏やフランス語圏というのは、
ネット上の言語の大陸のようになっていくのかもしれません。
その中で、日本は国民と言語が一対一対応しているがゆえに、
ある種の孤立を強いられる可能性があります。
確かに、そうかもしれません。
最低限、英語を抵抗なく読めるようにならないといけないな。