今日の日経MJから。
仙台市の3つの中心商店街が昨年12月から携帯サイトを開設し、
店舗情報や駐車場の空き状況などの提供を始めたそうだ。
ビルの上層階にある古着店やアクセサリー店などの来店が
増えるなど効果が出始めているとのこと。
しかし、運営はなかなか大変そうだ。
オープンキャンペーン時に月間6.5万あったアクセス数が、
キャンペーン終了後に月間1万前後に落ち込んだため、
5月から隔月でフリーペーパーを創刊して、
月間2万アクセスにまで回復させるなどの施策を打っている。
また、PCに不慣れな商店主でも更新できるように、
各商店街が月1回FAXでセール情報を集め、
制作会社に更新作業を委託しているとのこと。
維持費が年間300万円とのことなので、
商店街にとっては少ない金額ではないし、
逆に制作会社にとってもいいビジネスではないだろう。
このサイトを存続させるためには、
運営者側でも色々と施策を打っていく必要があるし、
制作会社にも地域に貢献したいという思い入れが必要だろう。
簡単に取り組めるビジネスではない。