「ビジネスを育てる」 ポール・ホーケン著

標準

ビジネスを育てる
ビジネスを育てる
・起業家精神というものは、ビジネスの専門家になることではなく、
 あなた自身の専門家になり、生来持っている特別でユニークな
 資質を思う存分発揮し、アイデア、製品、サービスとして
 世界に表現すること。
・まず、あなたのビジネスアイデアをわかりやすいエッセンスに
 凝縮してみよう。
 ビジネスは初めが肝心。初めで成否が決まったようなものである。
・失敗への恐れを人に話しても意味がない。
・ビジネスは遊びである。
 仕事にゲーム感覚を取り入れよう。
・創業間もない企業がイージーに資金を手に入れられることは、
 創造性をスポイルする悪しき影響を持つ。
・問題は常にある。問題があるからこそそこにチャンスがある。
 問題はチャンスが姿を変えているだけなのだ。
・製品・サービスはますます品質と情報を要求される。
 商品はますます独自性が重視されるようになっている。
 市場における優位は大企業から中小企業に移った。
・友人がわけのわからない顔をして肩をすくめたりすれば、
 ヤッホー、見込み大だ。
・競合をやっつけるために時間とエネルギーを費やすのは無駄だ。
 あなたにとってはライバルかもしれないが、
 顧客にはまったく関係ないのだから。
・楽しくなければ、一体何のためにビジネスをやるのか。
 笑いと良質のユーモアは、ビジネスという炭鉱のカナリアだ。
・創業者のもっとも重要な機能は、自社のビジネスに適合する
 「あるべき」成長率を見定めることである。
・ぼくたちはビジネスのプロフェッショナルから接客されたい
 のであって、趣味人からサービスされたくないのだ。
・小さく始め、想像力豊かなプロモーションをしよう。
 顧客は新しいことを発見することそのものが楽しみなのだ。
・自社製品を最高品質にすることが、もっとも費用のかからない
 やりかたである。
 製品交換に費用がかかって仕方がないというのであれば、
 それは店じまいの時期なのだ。
・ビジネスが病に陥ってしまう原因は他の何より、
 急速な成長の時が圧倒的に多い。
 成長のウキウキした気分が社員の士気、経営計画、製造、
 マーケティングに生じている問題を隠してしまうのである。

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