任天堂の4~6月の経常利益が、DSの販売好調に伴い、
前年同期比53%増の326億円に拡大した。
任天堂は僕が好きな企業の1つ。
何故かと言うと、軸がぶれないからだ。
愚直に、家族や友達とみんなで楽しめる、
面白いゲームを作り続けている。
DSの成功は、軸をぶらさず自分達の使命を追求した結果だ。
心から拍手を送りたい。
思い起こせば、僕が新卒でゲーム会社に入社したときは、
まさにゲームバブルの真っ最中だった。
ゲームを作れば売れる時代だった。
そして、任天堂以外の多くの会社はユーザーを置き去りにし、
オタクのクリエイターがオタク向けのゲームを量産した。
結果、バブルは去り、多くのユーザーもまた去っていった。
そんな中、任天堂は面白いゲームを作るという使命を見失わず、
DSを生み出し、ユーザーをゲームへ呼び戻した。
素晴らしいとしかいいようがない。
最近、今のネット業界は、悪くなり始めたゲーム業界に
少し似ているところがあると感じている。
ネットリテラシーの高い作り手が、自分達が利用するための
リテラシーが高くないと利用できないサービスを作る傾向が
見受けられるからだ。
この状況は僕にとっては千載一遇のチャンスだ!
僕は、任天堂のように、ユーザーが求めるサービス作りを
追求していきたい!